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就活時に会社を選ぶときの注意点。ブラック企業を見抜け

Point!まずはここをみましょう

1.勤務間インターバル制度を導入しているか
2.休日は120日以上かどうか
3.ハラスメントに対応する窓口があるかどうか
4.求人情報が詳しく書かれているか
5.有給取得率が高いかどうか
6.離職率は高くないかどうか
7.ネットのクチコミで批判は多くないか
8.働いている人の観察

勤務間インターバル制度を導入しているか?

1日の勤務終了後、翌日の出社までの間に、一定時間以上の休息時間(インターバル)を設けることで、働く方の生活時間や睡眠時間を確保するものです。
 労働者が日々働くにあたり、必ず一定の休息時間を取れるようにするという制度です。
この制度には罰則はなく、企業の努力義務となっています。(詳しくは厚生労働省、勤務間インターバル制度をご覧ください。)
ブラック企業の場合、労働基準法ですら守られないのに、努力義務の制度など導入する事はありません。
そこでこの「勤務間インターバル制度」を導入しているかどうかは重要な事柄となります。


休日は120日以上かどうか

基本的に土日祝休みで120日程となり、夏季休暇、年末年始を入れると120日以上となります。
週休2日もイナライと思う方もおられるかもしれませんが、重要なのは「休日が少ない」=「人手が足りない」可能性が高い事です。
どうしても休みたいのに休めない等の問題もある為、必ず確認しておきましょう。


ハラスメントに対応する窓口があるかどうか

昨今、ハラスメントに対する世間の関心が高まり、企業側にとっても重要な課題となっています。
この問題にどう対応できるかで、企業が社員に対してどの様な姿勢であるかが伺えます。
基本的に総務の担当者が業務しています。それでも構わないのですが、ハラスメント対応窓口があれば尚、安心できるでしょう。


求人情報が詳しく書かれているか

ブラック企業の場合、都合の悪い情報が多い為、求人情報に最低限の情報しか掲載しない事が多いです。
また、まともな企業の場合は情報量がが多く、「自社がブラック企業ではありません。」という事をアピールすることにより、人材を確保しようとします。
虚偽の求人情報を掲載する企業もあるため、すべてを信用せず、応募時や面接の時にしっかりと確認しましょう。


有給取得率が高いかどうか

有給休暇義務化により、年に10日以上の有給休暇が付与されている労働者には、必ず5日取得させなければいけません。
ですので、必ず5日以上、出来れば平均取得日数が10日以上が好ましいでしょう。
夏季休暇や年末年始の休暇を定めていない場合、有給休暇をそれに当てたりするブラック企業もあります。
それを見極める為に見る所は、休日が少ない(110日や108日など)のに有給休暇取得率が高い企業はこれに当たる場合があります。注意しておくと良いでしょう。
参考までに、年次有給休暇は、労働者が請求する時季に与えることと労働基準法で定められています。


離職率は高くないかどうか

離職率が載っていなかったり、常に求人がある企業は離職率が高い傾向にあります。
また、平均年齢が掲載されていない企業、極端に平均年齢が高かったり、低かったりする企業は人の出入りが激しい場合が多く、離職率が掲載されていない場合の判断材料となります。


ネットのクチコミで批判は多くないか

ネットのクチコミを鵜呑みにするのは良くないですが、他のクチコミよりもネガティブな内容が多かったりする場合は、良く調べる必要があるかと思います。


働いている人の観察

就職を検討しているのであれば、自宅から会社に行ける距離にある場合が多いと思います。
入社前に会社に行ってみて、実際に働いている人の観察をしてみましょう。


最後に

結局のところ詳しい状況は入社してみないと分からない部分が多いと思います。
出来る限りブラック企業に入社してしまう可能性を低くするために、最低限上記の内容は調べておきましょう。
もし、ブラック企業に入社してしまった場合には無理せず、転職をお薦めします。 心身の健康が一番大切です。