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工場の交代制勤務(3組2交代制)のメリットとデメリット(大手企業)

メリット

給料が高い。
勤務時間が決まっている。
簡単な作業が多い(特別な工場は除く)
休みが多い

デメリット

勤務時間が長い。
休みが土日以外になる場合がある。
体力的にきつい仕事がある。
休日が「明け休み」も含まれる。
夜勤がある
民度が低い(個人の感想)

まずメリットから説明していきます。


給料が高い

シフト手当(交代制勤務手当)と深夜手当(夜勤)が発生します。
ですので、基本給プラス上記の手当となり日勤のみの仕事よりも多くなります。
また、企業によってはシフト範囲であっても日曜日の出勤は全て残業扱いとなり、より多くもらえる場合があります。
勤務時間が決まっている。

日勤の業務で在れば、後日でも良い仕事以外その日のうちに片付けなければなりません。
しかし、交代制勤務の場合は必ず交代が来ます。
「時間がくれば仕事を引き継いで帰宅。」という流れとなる為、帰宅の時間がほぼ決まっています。
但し、責任のある役職に就いている場合は、トラブル等で遅くなる場合があります。
簡単な作業が多い
工場とは、効率よくより多くの製品を生産するために作られます。
現在ではほとんどが機械による製造にシフトしているため、それらの補助的な作業である場合が多く、教えて貰えば誰にでもできる作業がほとんどです。
休みが多い(大手に限る)
3組2交代制体制勤務の場合、4勤2休の場合が多く基本的には年間120日プラス夏季休暇、ゴールデンウィーク、年末年始と120日以上の休日が見込めます。

次にデメリットを説明していきます。

勤務時間が長い
基本的に1日12時間勤務です。
その中に昼休憩60分。それ以外の休憩は定められていませんが、大抵の場合空き時間に10分、15分の休憩などがあります。
良い企業で在れば、2時間に一回程度あるようですが、労働基準法では12時間に1時間で問題ないようです。(詳しくは「厚生労働省の労働時間・休憩・休日関係」をご覧ください。)
休みが土日祝日以外となる。
友人等が昼職をしていた場合休みがあわず、友達が減ったなどの話をよく聞きます。
ですが、メリットとしても考えられ、平日の休みの方が、市役所などの公的機関に行きやすく、遊びに行っても人が少ないなどの良い意見も伺えます。
自身がどちら側かで、メリットともデメリットとも受け取れます。
体力的にきつい場合がある。
工場の場合立ち仕事がほとんどのように見受けられます。
力がいる作業・前屈みになる作業も多いです。足腰に負担がかかる場合があるので、腰痛がある人や体力に自信がない人は、就職する前に工場の作業内容を調べておきましょう。
全てがきつい作業ではありません。自分に合った工場を探しましょう。
休日が「明け休み」も含まれる。
メリットの説明で休みが多いと説明させていただきましたが、夜勤明けの休み(明け休み)も含まれます。
明け休みとは、夜勤明けの休みのことで朝の8:00に仕事が終わり、そこから休みが始まります。
ですので、その日の朝から次の日が休みとなります。
体力がある人や若いときなら問題ないかもしれませんが、年齢や体力のない人は「明け休み」は休む(寝る)だけとなってしまう為、「実質1日しか休みがない」となりかねません。
夜勤がある
これも人によりますが、「昼に寝て、夜働く」場合、昼間に寝ることができない人や夜勤は眠くて働けない人は、はっきり言って交替制はやめましょう。
不規則な勤務のため自律神経失調症になりやすいです。
自律神経失調症に関しては「厚生労働省の「e-ヘルスネット」」をご覧ください。
民度が低いことがある
注)あくまで個人の感想ですが、
工場でなくても民度の低い人は大勢いますが、工場の場合荒っぽい言動、行動をする人が多いと感じます。
長年大手の工場で働いてきましたが(私のところだけかもしれませんが)、作業する人にそのような人が多く、たまに取引先の方や本社の方と話す機会がありますが、その方達のほとんどは大人の対応をされています。
そういった場所に対応できないようで在れば、やめておいた方が良いかもしれません。
全ての工場がそう言ったところではないので、面接時に工場を見学させてもらったりして、確認しましょう。

ここまで工場のメリットとデメリットを説明させていただきましたが、どんな仕事でも良いところ、悪いところがあると思います。自分に合った仕事を選ぶと良いでしょう。