防災対策はしっかりと
防災対策については、防災の日に1年に1回見直すという人もいますが、普段生活をしていると、ついつい災害の恐怖を忘れてしまいがちです。
しかし災害というのは、いつやってくるのかわかりません。そしてどこにいるときに、起きるのかということもわかりません。防災対策を考えるのであれば、自分が行動する範囲内で、起きうる災害に対しての対策を、すべて理解しておく必要があります。
防災用品
防災用品を用意しておくということは、とても大切なことです。しかし防災用品を準備するにあたっては、注意しなければいけないこともあるので、覚えておきましょう。
まずは荷物の量です。あまりにも多い量を入れておくと、いざというときになって、持っていくことができません。自分で持てる範囲の重さに、防災用品を限定することも必要です。
目安としては、男性の場合は、防災用品は15キログラムまでが望ましいと言われていますし、女性の場合には10キログラムまでとされています。
防災用品を用意する際のポイントはほかにも、避難所にもっていくものと、家に常に置いておくものを別々に用意することが必要です。
避難所にもっていくための持ち物として、水、食糧、季節ごとの洋服、お金、預金通帳の写し、身分証や保険証の写し、救急セットなどを用意しておきましょう。
他にもハサミやナイフがあったら便利ですし、タオルやティッシュも用意しておきましょう。他にもまだ入るようでしたら、ヘルメットや電池、マッチやローソクを入れたり、懐中電灯やラジオなどもあると便利です。
では防災用品として、家においておく物としては何がいいでしょうか。まず一つ目は水です。家族1人に対して1日に3リットルで、だいたい三日分は用意が必要です。 家族の人数に合わせて用意しておきましょう。そして食料として、乾パンや缶に入っている食料品、インスタントのお米なども用意しておきましょう。
農林水産省「災害時に備えたストックガイド」を参考に備えておくと良いでしょう。