会社での自分の評価に不満がある場合の解決法。
会社での評価の不満は主に次の場合だと思われます。
① 同僚より成績が良いのに評価が低い。
② 同僚と同じ様に働いているのに、評価が周りより低い。
基本的に会社での評価というのは、必ずしも成績に比例しません。
会社は独自の「評価基準」と言うものがあり、それに従った評価を上司が行います。
例えば、
①生産実績(営業実績、貢献度等)
②協調性(同僚、他部署、他社との関わり合い)
③会社の方針に沿った仕事内容(部下又は新人教育、会社や所属している課の方針に沿った行動等)
があったとします。
①生産実績と②協調性は問題ないが、③会社の方針に沿った仕事内容に対して自分なりの考えがあり、方針と外れてしまっている場合、評価としては、かなりの確率で低くなります。
上記とは逆に、①生産実績と②協調性は物足りないが、③会社の方針に沿った仕事はしっかりと活動している。と言う場合は評価としては良くなる可能性が高いです。
ここまででわかってくるとは思いますが、会社としては、特に方針に沿った仕事(行動)をする人の方が、評価が高い傾向にあります。
理由としては、評価する上司も評価される側であり、経営者側の方針に沿って、自分の部署(課)の方針(施策)を決めます。
その方針に従わない(重要なことですが、利益や損益は関係ありません。)部下は扱い辛く、また方針に沿っていない為良くも悪くも方針(施策)と違った結果が出てしまい、その上司の評価が悪くなる為です。
ですので、良く言われていますが、「上司に媚を売る同僚が仕事が出来ないのに出世した。」と言う現象が起きます。
解決策としては、「方針に合った仕事(行動)をする。」が一番ですが、方針に納得出来ず、そういった行動が取れない場合は、まず「上司とコミュニケーションを取る」事が重要です。
これは「方針」についてではなく、他愛のない会話をすると言う意味で、いきなり方針について話をする事は控えましょう。
時間を掛けてある程度話せる様になってから、少しずつ本題を話していく様しましょう。
この「対話」と言うのは物凄く重要で、よく「コミュ力」と言いますが、楽しく、面白い話をする必要は有りません。
「今日すごく寒かったですね。」や「雨が降りそうですね。」などで構いません。
これも難しい場合は、ハッキリ聞こえるように「おはようございます。」でも大丈夫です。
少しずつ対話をしていく事で必ず効果が有ります。
最後に、
基本的には他人の評価と自己評価は合致しません。あまり悩んだりせずに仕事をした方が心体的に良いでしょう。
是非、参考にしてみてください。